訓練生Tさんより寄稿
- 現在利用中Tさん
- 2020年6月2日
- 読了時間: 1分
昨年(2019/令和元年)9月に入所しました利用者Tです。
通所開始から半年あまりが経過し、就労へ向け本格的に動き出そうとしています。
私の障害は「ASD(自閉スペクトラム症)」と呼ばれるもので、自身を含めたひとの気持ちや考えていることを察したり理解したりすることが苦手です。
そういった特性も影響し、当初はコミュニケーションに難がありましたが、指導員の方々や他の利用者の皆さんと時間を共有していくうちに少しずつ変わっていくことが出来ました。
「明るく親しみやすくなった」「皆に優しく、気遣いが出来るようになった」とのお言葉を頂けるようになり、現在では信頼を受けて主幹作業であるブランドバッグのオークション出品代行に関して全体の舵取りのような役目を果たしています。
また、職員の方のご尽力もあり今年1月からグループホームでの共同生活援助も叶えられました。経済的に独立し、ゆくゆくは一人暮らしをしたいという夢に一歩近付けた形です。
漠然としていた就労のビジョンも毎日の講座や面談などを通して固まりつつあり、今後は職場見学・実習を経て更に視野を広げていこうという方針で一致しました。
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